小学5年生になったえのさんは、サッカーを始めた。
いまでは考えられないことだが、サッカーはほとんど誰も知らなかった。メジャーなスポーツと言えば圧倒的に野球だった。
東京オリンピックで日本が大活躍したバレー、体操、そしてテニス。
人と違うことが好きなえのさんは、サッカーを選んだ。
ひとりではできないので仲間を募ったが、
5人しか集まらなかった。とにかく始めようとしたが、
道具がない。えのさんはボールがたくさん欲しかった。
そこで、廃品回収で稼ごうと思いついた。
いかにも学校の活動のように話して、民家をまわり、
廃品をもらってきた。古物商に持っていくと、
どこから持って来たと問い詰められたが、
ちゃんともらってきたと説明して何とか数千円に換金できた。
そのお金でボールを6個買って練習を始めたが、
数日後、先生から呼び出し、
どうやら古物商が学校に連絡したらしい。
買ったものが、ボールだったので許してもらったが、
子供がそんなことをしてはいけないときつく言い聞かされた。
少し嘘をついて、廃品を集めたので、後ろめたいところもあったが、
何で、子供が稼いではいけないのかが理解できなかった。
まあいいや、大人になったらしっかり稼ごうとえのさんは思った。
2007年02月26日
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これからも楽しみにしております(^^)。
時効のはずなので書きますが、
私も学校へ通っていた頃、
小遣いが少なく、
仕方なく駅の駐輪場に放置してあった、
古い自転車を校舎裏に集めて、
使えるパーツで中古自転車を組み合わせて、
校内で販売しました(^^)。